焙煎室は仕事場じゃない・・・

いつもの焙煎を夕方までに終える。夜は溜まったサンプルのローストとカッピングをする。
グァテマラを4種類、それぞれに旨い豆ではあるが・・・・

今使っているエル インフェルト・ウノ農園 ブルボン100%は素晴らしい豆であるが、
諸事情により来月から新しいグァテマラに変わる。

●グァテマラ LA TACITA (ラ タシータ)農園
アンティグアと言うエリアの標高2300mもある 農園の豆である。
上品でやわらからな口当たりと香ばしさが際立つコーヒーである。
とても楽しみです。

●エル サルバドル・ナチュラル サンタ リタ農園
中米には珍しくナチュラルに仕上げている柔らかさと甘みを感じる
心地よい余韻が特徴。来週入荷予定の豆です。

●マンデリン ナチュラル
マンデリンでありながら、ナチュラルに仕上げている。個性豊かな香りと甘み、雑味全くなし。
「芳醇!」という言葉が思わず飛び出した。選別と精製の技術力を感じる。
実は先月からブレンド用に使っている豆であるが、ストレート用にサンプルロースターで煎り止めを見極める。
やはりフルシティローストからフレンチに入るちょっと前がベスト!

●コロンビア サンチェアリオ農園
これも使いだして3年目の豆。ニュークロップ(当年もの)は、昨年のものより甘みとボディーが増したように感じる。

今日は、久しぶりに新しいブレンドも何種類か考える・・・・
和みのブレンド、大地のブレンド・・・etc

〈ナチュラルコーヒーとは?〉
収穫されたコーヒーチェリーをそのまま乾燥させるのがナチュラルで、ブラジルやエチオピアで主に採用されている精製方法です。
コーヒーチェリーの果肉の甘味がコーヒー豆の味に影響を与え、ドライフルーツや赤ワインのような甘味や香りが
特徴的なコーヒーに仕上がります。
エルサルバドルなどの中米各国では先に果肉を取って、発酵、水洗いしてパーチメントだけを
乾燥させるウォッシュドコーヒーが一般的です。