コーヒーの恩師

この前のブラジルミッションの最終日、800キロに及ぶ遠路をご自分で運転され、逢いに来ていただいた下坂 匡さん。
下坂さんは私にとってコーヒーの恩師である。

今でこそコーヒーの味のことで、ブルボンが如何のティピカが如何のと普通の会話で使っているが、コーヒーに色々な品種が在ることすら
当時は知らなかった。

十数年前、下坂農園の自然完熟ブルボンを初めて自分で焙煎し、飲んだときの味は今でも明確に覚えている。
大げさな様だが、そのコーヒーとの出会いがなければ今は無かったと思っている。

初めて見るブラジルの赤い大地、カルモデ・ミナスの下坂農園に沈む太陽。
何もかもが初めての経験であった。目に焼きついている。
十数年前の同じミッションで初めてブラジルの大地に立ったメンバーは、今でも、一番気が置けない仲間である。

数年前からパソコンを習われメール交換が出来るようになったのが嬉しい。
先日、コーヒーの花、奥様とのツーショットを送っていただいた。
下坂さんに許可をいただいたのでさっそくアップ。

コーヒーを介した出会いは本当に素晴らしい。