ブラジルミッションのコーヒーサンプル

今日は秋雨前線の影響でどしゃぶりの雨。

秋とは名ばかり、コーヒーの日(10月1日)も過ぎたと言うのに昼間の焙煎室はまだまだ蒸し暑い。
こんな日のハゼを見極めるのは思っている以上に難しい。
気をつけないと渋味の残る味になる。
かと言ってタイミングをずらすと強い嫌味な味になる。

気をつけながらブレンドを煎る。

今日は20キロ焙煎機。18キロ入れるのが、一番安定している。
ブレンドは20キロ釜か25キロ釜で煎るのであるが、
1ヶ月ほど前に25キロ釜が機嫌を損ねてガスの供給が止まってしまう。
排気のバランスでガスの供給を止めるセキュリティーがはたらくらしい。
僕は愛情を込めて「外人」と言っている機械。セキュリティーがしっかり
しているのは、頼もしいかぎりであるが、再三のメンテナンスに疲れ
セキュリティー部分を「日本人」に改造中である。
圧倒的パワーと排気と火力のバランスはさすがであるが、自在に使うのに一苦労な機械。

話を元に戻して、今日もホンジュラス、コロンビア、ブラジル、マンデリンと煎りすすめる。
ブレンドに使うブラジルは2種類。農園の違うナチュラルとパルプドナチュラル。
どちらもアマレロ(イエロー)ブルボンと言われるもの。
もうこれだけで充分なのであるが、欲が深い。
【美学ブレンド】は6種類を配合している。

半日ほどで、ブレンドの煎りは終了。
サンプルローストに移る。

この前のブラジルミッションのコーヒーサンプルが届いた。
100年ブルボン(サンタ・アリーナ農園)100年前の木になったコーヒーと
『ティジュコプレト農園』のカスカーリョ、
『サンタイネス農園』の一番標高のあるところで採れた豆、とどれも12月に入港予定の豆であるが、最終カッピングをする。
『ティジュコプレト農園』は昨年同様(現在【イエローブルボン】として販売)雑味が無く、
後味(アフターティスト)心地よい甘味だけ残る。
素晴らしい~~! 
『サンタイネス農園』、ブラジル?と思えるようなボディー、さすが!

100年ブルボン、そう言えば昔に飲んだブラジル?(少し、調子良すぎですね。)チョコレートフレーバー、ボディーがある。
このコーヒーについては色々な企画(現地コーヒー教育システム援助)と
商品(ドリップバック・カフェラテベース・豆販売)等を考えている。

今日も蒸し暑い(私が)焙煎室でした。