シンプル<2>

新しい焙煎機が設置された事は前回にお話しましたが
2週間、ほぼ毎日、何回となくテストローストを重ねて・・・・・

お茶を習い始めた当時の事を思い出しました
何回も何回も同じ所作を繰り返し、覚えられない自分
『身に付くから・・・』と先生に励まされ・・・
『無駄な事は何一つも無い・・・』からと

至ってシンプルでした

200度近くに熱せられた釜に生豆を入れて
煎り止めのタイミングを見計らって出す
先人の『豆に聞け・・・』とは、よく言ったものである

自分の意図など自然の力と比べるとあまりにも及ばない事に気づいて

時間の積み重ねだけが・・・
コーヒーと戯れて・・・

いい時間でした