シンプル

新顔の焙煎機の設置が終わりました。

焙煎を始めた頃から万能の焙煎機は無いものか、と探し続けて、人伝に
「ドイツ、プロバットの焙煎機は素晴らしい・・・」
と言うのを何回となく聞いてきました。
いつの日からか、いつかは私もと、憧れに似た気持ちを持つようになり・・・

今までもプロバットの小型のサンプルロースターを使っては来ましたが
しかし、そんな実感は全くの皆無でした。
国産の焙煎機は痒いところに手が届く焙煎機?
まだまだ思うようには行かないのが焙煎ですが。
それもコーヒーを慈しみながらも、腹立たしく、悩みながらの相当な時間が必要です。

プロバット、今日まで10数回のテスト焙煎ですが、
あまりにも「シンプルで無骨」が実感です。
ガスは全開か半開か消すか。
ダンパー(排気と熱風を豆に如何与えるか調整をする部分・弁)は目盛りなし。
良く言えば機械に任せる。
言い方を代えると、全て今までの蓄積と情報を導入して・・・

・・・手探りでローストをする。

焙煎機のベンツと言われていますが、私にはハーレー・ダビットソンのバイクの様です。
使いこなせたときの満足は格別なものがある予感がします。
今日、最後に煎ったコーヒーは「おぉ~~少し近いなぁ・・・」でした。

今月のリニュアルオープンには間に合いそうです。