先月、エチオピアに行った知人から写真とイルガチャフの生豆のサンプルが届いた。
私も今年の2月に行ってきたのであるが、帰って来た直後「アフリカはきつい!もう当分は行きたくない」と思っていた。
ところが、こうして写真を眺めていると・・・
「やはり、すべての原点はアフリカ 勿論、コーヒーも・・・」。
今読んでいる《小屋の力 Micro Architectur》(中里和人氏の写真集である)。
その文中に鈴木明氏の
「小屋は筋金入りの現実主義者である。いま在るもの、いま使える知恵だけを
土台に必要最低限のかたちとして建ちあがる。そして小屋の作り手と使い手が
いなくなったら存在した証拠も残さずに消えていく。
そこに小屋の逆説があり永遠の再現性をいきるのだ。・・・」
と言うのがある。
土の香り、果実としてのコーヒー、子供の笑顔・・・清々とした潔さがある。
もう一度、訪ねてみたいと思う。