焙煎記録「嬉しくもあり・・・」

昨日もコロンビア・サンチェアリオ農園のコーヒーが入荷した。

「待ってました!」と、ワクワクとした気持ちと裏腹に不安も少し・・・。
毎年の事とはいえ、師走というのもあって、焦る気持ちに追い討ちを掛けるように
「余りある個性をどの様にすれば・・・」と思案に暮れる。

もちろん、楽しいと言えば楽しい。けれどお客さまの『ブレンド、前と同じ?』『酸味が?』『少し深煎り?』等々、鋭い指摘に一喜一憂している。
乱暴に「そうですか?そんなこと無いですよ」
「入ったばっかりで・・・コーヒーってこんなもんです」。
「そのときそのときを楽しんでください」と返事をしながら、
心の中では
「生豆、早く馴染んで欲しい!!」と思っているのも事実であったりして。

水分抜き(蒸らし)を長くとる。昨年のコーヒーと混ぜる。気持ち深め。
解っていながら・・・「じゃじゃ馬」なコーヒーをずっと眺める。

至福なひとときかも知れない。