レッドブルボン

昨日今日と春爛漫を思わす陽気に、気分は最高・・・と言いたいのだけれど、コーヒーを焙煎する者(私だけかもしれない)にとっては、非常に厄介な季節が「また来た!」のである。

この前まではボディーがあって自分なりに「中々、いけるのでは・・・」と思ったいた矢先。昨日、サンプルで焙煎していたコーヒーが・・・味が抜けてるのである。ある時に少し余力のある火力に変えてやる事でまたボディーが戻ってくるのであるが、毎日気温が5度から10度も違うと毎回微調整が必要になる。

そんなときは少し気分を変えて遣るのも上手くコーヒーと付き合って行くコツなのかもしれない。

新しく入った「レッドブルボン」を焙煎する。ブラジルのハイーニャ農園のコーヒーである。ブラジルでは赤実を「ベルメーリョ」、黄実を「アマレロ」と言う。上質なブラジルの特徴、繊細でありながら広がりとコク、そして甘みが残る味に今日のところは仕上がっている。

明日の朝が・・・楽しみ。