贈答用コーヒー袋と箱のリニューアル

先日、東京で一年に一度のコーヒー懇親会が行なわれました。《コーヒー》と言う共通項に集う仲間です。
毎年テーマが決められており、今回のお題はエスプレッソ。自分自身が焙煎した自慢のコーヒーをバリスタに淹れて貰い皆がティスティングをすると言う怖い会です。
結果はさておき、10年前にはエスプレッソをティスティングする事自体が考えられない事でした。

コーヒーを取り巻く環境が目まぐるしく変わりつつあります。
コーヒー専門店、自家焙煎店、喫茶店、シアトル系、イタリア系、カフェ、ビーンズショップ、等々。
スペシャリティーコーヒー、グルメコーヒー、認証コーヒー、オークションコーヒー、トレサリビティー等々。

ある資料によると、現在日本には84000店程のコーヒー関連店舗があります。毎年、1000店程が開店しておりますが、閉店しているのも1000店舗程あります。
その内、経営を10年続ける事の出来る店舗が全体の3%、この内20%が利益をあげる事の出来る店舗だそうです。

のんびりしていては生き残れない時代ですね。

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久しぶりに贈答用のコーヒー袋と箱をリニューアルしました。
私が書いた線を《デザインオフィス・アーツ 立花かつこ》さんに形にしていただきました。
「油紙」と「こより」を使い、どこか懐かしい中に“今”を感じる包装です。
今年のお中元にいかがでしょうか。