2025年8月 ブラジル旅行記Ⅰ

行程

  • 関西空港→ドバイ→サンパウロ【空路】からブラジルへ入国。
    サンパウロ→サントス視察 コーヒー博物館へ→フランカ【陸路】へ移動。
    フランカを拠点にマグノリア(Magnolia)農園訪問・シンコグラオス社(CINCO GRAOS)訪問。
  • フランカ→バルジニア【陸路】へ移動。途中にあるヴィオラ(Viola)農園を訪問。
    バルジニアを拠点にクーパマ(Coopama)・イヴァン(Ivan)農園訪問。
    ジャンガダ(Jangada)農園・レカント(Recanto)農園訪問。
  • ピカパウ(Picapau)農園・ルルディーニャ(Lurdinha)農園・クープファム(Coopfam)訪問。
    コカンプ社(COCCAMP)訪問。バルジニア→サンパウロ→ドバイ→成田空港【空路】で帰国。

       

サンパウロ(San Pauro)~フランカ(Franca)

久しぶりのブラジル渡航、今回は関空深夜便にてドバイ経由でブラジル・サンパウロへ。
おおよそ30数時間のフライトとトランジット、何時間かかるのか計算が全くできないまま到着。
機内では、映画を6本、愛読書である小説『本所おけら長屋・・・』を1冊。
スケジュールで翌日も8時間ほどの車移動と聞いていたので、ホテル到着後もどこかのタイミングで寝れればと高を括っていたが甘かった。翌朝1時間半ほどの睡眠。。。

サンパウロからサントスのコーヒー博物館訪問。
以前2回ほど訪れたことがあったが、ゆっくりと見学したのは今回が初めてのような気がする。記憶が薄れているのかも知れない。
最近ちょくちょくとそんなこともある。新鮮でいい。

昼食はサントス湾が見渡せるレストランで。あいにくの曇り空であったが、長時間車移動の準備はできた。
フランカ(franca)に移動。

今回は、弊社で昨年、一昨年から使っている「イエローブルボンとレットブルボンの産地、農園を訪問したい!」というわがままに、日本珈琲貿易株式会社様がこたえていただき実現したもの。
2回のコロンビア渡航に引き続きお世話になりっぱなしである。

また現地では、ラ・カンターレ社(LA CANTARE)徳力さんと娘さんのジュリア(Julia)さん、コカンプCOCCAMP)のセルジオ(Sergio)さんとご子息のエロイ(Eloy)さん。
毎日長時間のアテンドとお付き合いいただき、あらためて感謝申し上げます。

      

マグノリア農園(Fazenda Magnolia)

農園主: ウンベルトさん
創業:1983年から
エリア: サンパウロ州クリスタイス・パウリスタ(Alta Mogiana地区)
標高:870~950メートル
栽培品種: カツアイ、ムンドノーボ、アララ、ブルボンアマレロ
精選方法: ナチュラル、ファーメンテッドナチュラル
乾燥方法:天日乾燥
認証:ブラジルオーガニック認証取得に向けて手続き中

1983年に乳牛からスタートさせたこの農園は1989年からコーヒーの栽培を開始したそうです。
農園主のウンベルトさんは、元々医者で奥様が継がれた農園で7年前からコーヒーの生産を行っています。医師の経験を活かし農園で働くスタッフの健康診断を自ら行っているとか。
有機肥料に力を入れており、農園敷地内で行っている養豚で出た糞尿を活用し肥料にしています。他にもコーヒーチェリーのカスも肥料に活用しています。
奥様がブラジル式ダウジングで水脈を見つけて作った溜め池が農園内に3カ所あり、農園内で必要な水はそれで賄っているそうです。
環境に配慮した持続可能な農業を目指しており、ご自宅でのおもてなしをしていただいた時間は、ゆっくりとした時間が流れる素敵なときでした。

農園内に2カ所ある養豚場で育てた豚は生後半年から7カ月半で出荷されています。
豚の糞尿から肥料を作る。
労働者の労働環境改善も進めており、新たに食事ができる休憩スペースを建設。

      

シンコグラオス社(CINCO GRAOS)

マグノリア地区のコーヒーを中心に取り扱うサプライヤー。
代表のアイルトン(Airton)さんは、長年モジアナ地域に根ざし活動をされており、モジアナのスペシャリストです。
かつては大手輸出業者に所属していたそうですが、量を重視するあまり品質を軽視する現場に限界を感じ独立したそうです。
ちなみに社名であるCINCOGRAOSは、Airtonさんの5人のお子さんに由来。CINCO=5つGRAOS=粒という意味と伺いました。
小規模農家の精製もきめ細やかに対応されている印象です。

シンコグラオス社代表 アイルトン氏

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