スプーンでドブ浸けのコーヒー音を立てて啜る、
いわゆるカッピング(専用のカップかグラスにコーヒー粉を入れ、
お湯を満たすプロセスで、其々の状態の時に香味を確認する作業)という官能評価をする。
農園、組合、輸出業者の事務所でと、何回となく繰り返す。
またシッピングサンプルと言って、
買い付けたコーヒーが船積みされる前に送られてくるサンプルを、
このカッピングで最終評価をする。
「もう少し選別をかけて欲しい」などである。
少なくとも1年は使い続けるコーヒーを決める作業、
とても真剣にはなるが、正直、あまり得意ではない。
溜まったサンプルをテストローストをする。
今日、明日、明後日と香味変化を確かめながら
ティスティングでの評価をするのが焙煎室でのいつものやり方。
要するに普段コーヒーを飲むのと同じように
同じ用量のコーヒーを、コーヒーメーカーで次々に淹れていくというもの。
今回のティスティングは、サンプルが溜まっているとは言え、
すでに輸入されているコーヒーであり、
使い続けているコーヒーばかり確認作業のようなもの。
グァテマラ、エチオピア、コスタリカ、さて・・・